股関節唇損傷

関節包や腸骨大腿靭帯をほとんど切らずに股関節唇を縫い合わせるだけの股関節鏡視下手術について

近年の股関節唇損傷後形成術において、すごく気になる知見があったので備忘録的に綴ります。

この記事は股関節唇損傷後形成術に関心のある方において、多少の参考になるのでご覧ください😋

まずは一つ目です↓

※北水会記念病院HPより画像引用

  • 近年の研究で、この股関節包を切る際に、関節包で最も大切な腸骨大腿靭帯も一部切ってしまう可能性が示唆されています。
  • 股関節の安定性は、股関節唇よりも腸骨大腿靭帯の影響が大きいといわれており、股関節唇を治療するために、最も大切な腸骨大腿靭帯を切ってしまっては本末転倒です。
  • 当院ではそのような研究を踏まえ、股関節唇を縫い合わせるだけの単純な手術であれば関節包や腸骨大腿靭帯をほとんど切らずに手術を行っています。

※北水会記念病院HPより引用

私は2022年3月の手術では関節包・腸骨大腿靭帯を切開されました。その影響か、術前までになかった同部周辺に痛みと不安定感を感じるようになっています。

この方法が当時選択できたならば選択していたと思います。

術後約2年半経過した現在は、連続5㎞のジョギングを週3回するのがやっとであり、それ以上は痛みと不安定感で歩くことや仕事で座ることもままならなくなります。

既に関節包と腸骨大腿靭帯を切開する方法で手術を受け、上記のような症状がある場合、改善策はあるのか疑問に思いました。

Clinical QuestionとしてReserch Questionとして研究がすすめられてほしいです!

股関節博士Dr.Jimmy先生は知ってるかもしれません⁉質問してみたいです😋知りたいです

どなたか、上記したCQに対する回答を持たれている方いれば、ぜひ教えてください。

また、以前のように走れるようになりたいことが目的です😂

続いては、股関節博士Dr.Jimmy先生の師匠であった内田先生のブログが参考になったので綴っていきます。

参考② 関節包を切開しない新しい股関節鏡視下手術 Vol 1. なぜ関節包を切らなくなったか?

 しかし、このスライドのように関節包を切開して関節包を縫合する際に、下前腸骨棘のでっぱりを削ってインピンジメントを解消させたほうがよいというふうになり、腸骨大腿靱帯の付着部を大幅に剥離して下前腸骨棘の下の削ると非常に脆弱になり、術後に関節包が破綻するということがわかってきました。

※スポーツ整形外科医S. Uのブログ Sports Physician S.U Blogより引用

えぇえぇぇっっーーーー‼

やはりそうか😂しんどい

術後、そんな感じの状態・症状になってしまっているやん・・

やはり、もうどうにもならないのか・・

今は勉強に昇華しているけど、やっぱり走りたいやん😂

どなたか(論文ベースで)対策となる良い知見を教えてください!

ネガティブなことは書きたくありませんが、また走れる手段があるならば、そのためにも現状の私の症状や状態を記録に残すことは、股関節唇損傷後形成術の発展において有用と考えます。

そのため、以下に記したいと思います。

股関節唇損傷術後2年半経過した現状

  1. 椅子座位時:股関節前部に圧迫痛のような痛み。NRS2~8点と日差・日内変動あり
  2. 臥床時:背臥位で股関節前部に伸張痛のような痛み。NRS2~8点と日差・日内変動あり。術側を上にした側臥位だと楽になる、両下肢間にクッション挟むと尚楽
  3. 正座は15分が限度で股関節前部に痛み。胡坐は術後から生じた関節可動域制限にて困難なまま。
  4. ジョギングは現状、連続5~10㎞が限度。徐々に股関節前部の痛みととも不安定感が増悪。

しかし、術後約11か月後には連続30㎞ジョグできていたので、手術方法の問題よりも根本的に負荷を加え続けていたことの影響が現状に繋がっていると考える。

まあ、時間経過とともに何もしなかった場合と比較できないためわかりませんが・・

とにかく繰り返しになりますが、関節包及び腸骨大腿靭帯を切開してもまた元のように走れる方法(知見)を知りたいです。

保存療法では①上半身の使い方、②①による腸腰筋の使い方、③hip3とDr.Jimmy先生や産業医科大Youtubeを参考にしているくらいです😋

19:45~は、ランニングでの身体の使い方及び着地時衝撃吸収の参考とヒントになりました😋

ありがとうございました!

以上😇

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