股関節唇損傷手術記

【股関節唇損傷手術記#18/術後35日目】座った直後は歩けないけど、寝た直後は歩ける理由について

こんちゃ、こんちゃです🐸

今日で術後35日目で6週目を迎えます。

起床後にリハがてら散歩し、初めて連続1.5㎞歩けました。

といっても、跛行なくまともに歩けたのは200m位でしょうか😂

時間費やしながらも1.5㎞も歩けたのは良い結果なので、その理由について術後35日目時点を鑑みた考察をしてみます。

本記事は股関節唇損傷術後の経過で、歩行能力が順調に改善しているかわからない方に対し、多少の参考になると思いますので、興味ある方はご覧ください。

なぜ座った直後は歩きにくく、寝た直後は歩きやすいのか⁉

結論

包縮し短縮状態である股関節包前部は、座位で圧迫ストレスにより更に短縮されるが、

仰向け状態では伸張ストレスにより伸張されることで骨頭求心位へ誘導しやすくなる

考察

  • 関節包の組織修復は6~8週要し、術後6週目を迎えたばかりの現状は完全修復に至っていない可能性が高い。
  • 包縮により前方が短縮している股関節包により、大腿骨頭が股関節求心位になりにくい。
  • 座位だと股関節屈曲位により股関節前部が持続的に圧迫されることで短縮状態となるため、関節包前部が伸びにくくなり大腿骨頭が股関節求心位から外れやすくなる。
  • そんな状態では股関節のスタビリティ(安定性)に関わる5つの筋組織(①前内側→Iliocapsularis(腸骨関節包筋)、②前上方→Reflected head of RF(大腿直筋の反回頭)、③上外側→ Gluteus Minimus(小殿筋)、④後上方→ Conjoint tendon(鼠径鎌結合腱)、⑤後下方→ Obturator Externus(外閉鎖筋))が作用しようにも、深層にある関節包の前部が縮んでいるため、適正に作用し難いおそれあり。
  • でも仰向けに寝た状態では股関節は屈曲位ではなく中間位であり、包縮により前方が短縮している股関節包は更に短縮されることなく伸張され易い肢位である。

問題点

術後3か月は20分以上の座位は控えなければならないため、自宅での座って行う仕事がしにくいこと(http://www.bookhousehd.com/pdffile/msm217_mihon.pdfより画像一部改変引用)。

そうなるとPC作業もできなくて困る😂何か対策はないかということで、自身の方法を紹介するよ!

座位でなくともPC作業する方法

前にも書いたが、もう少し詳細に書いてみる。

必要物品はこうだ😇↓

  1. ゲーミングチェア
  2. オットマン
  3. 無線のキーボード&マウス
  4. クッション

ほんで、あとは想像通りの姿勢で作業するのみだ!

イメージ図↓

バウヒュッテのゲーミングチェアーはもっとリクライニングでき、オットマンの足置き台に脚をのせると股関節はほぼ0度の中間位になるからOKなのだ

そうOKなのである

RELATED POST

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA